今年も庭に赤い彼岸花が咲いたのを目にして、お墓参りをしてきました。
家に仏壇があるので、わざわざお墓まで行かなくてもよいようにも思えますが、足を運び草むしりをし、お花と線香を上げ墓石に対面することで、日常と違う空間と時間を体感するのも以外といいものです。
親とその祖先からの命バトンがあり、今こうして生きていおります。
私は年に数回しか墓参しませんが、100日墓参で経営や家族の問題を改善できたという経営者の話をよく耳にします。きっと自分と向かい合う時間がもて、何らかの気づきを得られたのだと思います。
忙しさで我(心)を忘れていたのでしょうね。
私はよく、数十分ほど瞑想しますが、スマホや仕事などの日常の喧噪から距離をとってみるのもいいものですよ。
※彼岸の頃咲くのでヒガンバナと呼ばれていますが、この花はいろいろな呼び方があるようです。
火が燃えているようなので「火炎花(かえんばな)」「火事花(かじばな)」や
毒を持つこと、墓地に多く植えられたことから、「毒花(どくばな)」「痺れ花(しびればな)」「地獄花(じごくばな)」「幽霊花(ゆうれいばな)」「死人花(しびとばな)」「葬式花(そうしきばな)」「墓花(はかばな)」「捨て子花(すてごばな)」など。一種のあだ名ですね。
名は体を表すといいますが、この花は「天上の花」という意味の曼珠沙華(まんじゅしゃげ)という名前もあります。
呼び方によって同じモノでも印象や見え方が変わりますね。
地獄と見るか天国と見るか、選ぶのは私たち自身ですね。