「猫に小判」ということわざをご存じですか。
猫に小判を与えても意に介さないことから、価値の分からない人に貴重なものを与えても無駄に終わるということを表したことわざです。
これはあくまでも人生の価値をお金でとらえている人からの見方です。
あなたにとって人生で一番大切にしたいものは何ですか? やはり、お金でしょうか?
人は裸で生まれて裸で死んでいきます。
どんな大富豪でも、王様でもあの世にお金は持っていけません。
残したお金も国に没収されるか、誰かに使われてしまうだけです。
死後に残るのは、私たちが成したことと、人に与えた影響だけです。
あなたが作った作品、残した言葉、誰かのためにしたこと、愛したこと。
目の前にぶら下げられたお金に振り回されて、人生を無駄にしていませんか？
人の価値観にがんじがらめにされて、窒息していませんか?
人間以外の生き物は、お金がなくても生きられるのに、お金のために生きているのはなんだか悲しいですよね。
お金があったために不幸になっている人も少なくありません。相続争いがいい例です。
自分の生き方の軸を見つけてみてはいかがでしょうか。
そのためには、
① 自分にとっての幸せは何なのか？
「自分はどう生きたいのか」「何に幸せを感じるのか」
②何を大切に生きているのか？
② 何をどうしたくて今ここに居るのか？
③ 残りの人生でやりたい事。５個でも30個でも。
①～④について考えてみませんか。
あなたの夢、天命が見つかることでしょう。